iPad mini Retina のM7コプロセッサでもモーションアクティビティは使えるのか試してみる

iPhone 5s に搭載された話題の新機能 モーションアクティビティですが
これ iPad air とか iPad mini Retina にも同じプロセッサが搭載されているので
利用可能なんじゃないのか?とずっと思っていました。

タブレットというデバイスの性質上、モーションアクティビティを利用して
歩数などを収集するというアプリが中々なく
またネット上にも情報が余り存在しない状態なのですが
そもそもアクティビティ機能の利用は出来るのか?を検証してみました。

0.モーションアクティビティとはなんぞや

M7コプロセッサは、あなたが歩いているか、走っているか、さらには車に乗っているかさえ理解できます。例 えばあなたが車を止めて歩き出すと、マップのルート案内機能はドライブ用から徒歩用に切り替わります。あなたが寝ている時など、iPhoneがしばらくの 間動いていない場合は、ネットワークへの接続チェックをする頻度をM7が減らして、バッテリーを節約します。

 アップル - iPhone 5s - 特長 -
 http://www.apple.com/jp/iphone-5s/features/

 本体に標準で着いているバッテリーに負担を掛けない歩数計のようなもの。
 とのことです。しかも移動速度から、「歩き」か「走り」か「車両」かを
 自動で判別してくれるとのこと。賢いやつです。

1.モーションアクティビティを利用するアプリで検証してみる。

 App Store からモーションアクティビティに対応しているよ!と
 謡っているアプリを幾つか試してみました。
 今回は5個のアプリで試してみます。

 なお、今回動かなかったアプリが幾つかありますが
 iPhone 5s では、正常に動作するものと思われます。
 今回は、あくまで非対応の iPad mini Retina で動作させた結果になります。
 
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 ▼Walker - 歩数計 M7
アプリの説明:
   Walker - 歩数計 M7は、M7コプロセッサ(モーションアクティビティ)を用いた、シンプルで省電力な歩数計アプリです。ウォーキングやランニングによる歩数や消費カロ リーなどの各種データ管理に加え、体重や体脂肪、血圧の記録管理も行えるため、ダイエットや健康管理にもおすすめ。 

  iPad mini Retina にインストールして起動してみると
  いきなり M7非対応の表示になってしまいました。
  当然、歩数もうんともすんとも言いません。残念ながら削除しました。


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 ▼歩数計 for M7 - Steps

アプリの説明:
   このアプリはiPhone5s専用です。
   このアプリでは、iPhone5sに搭載されているM7チップを用いて歩数をカウントしています。



  起動後「モーションセンターにアクセスできません」というメッセージが出ます。
  当然、振っても歩いても、歩数はカウントはされませんでした。
  動かないのはどうしようもないのですぐに削除削除。

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 ▼ARGUS - Motion and Fitness Tracker by Azumio

アプリの説明:
   24/7 Steps and active Calorie counter, GPS mapping of Running, Cycling and Driving; keeping track of Water, Coffee and Tea intake; snapping photos of meals in one click. Featured in USA Today, CNN, TechCrunch, Gizmodo and many others.

 英語なので良く解りませんが、冒頭のチュートリアルで
 iPad mini Retina をフリフリしたらSTEPSが増えていきます!
 GOOD JOB!ゴールの歩数を設定して、いざ本番の画面に移動します!


 しかし!いざ本番が始まるとうんともすんとも歩数が増えません。ヽ( T∀T)ノ


   ずっと0歩のままなので、残念ながらアンインストールしました。

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 ▼HealthPlayer 歩数計・消費カロリー記録機能付きヘルスケアデータ管理アプリ

アプリの説明:
   「HEALTHPLAYER(ヘルスプレイヤー・ヘルスプレーヤー)」はモーションコプロセッサー対応の歩数計機能を搭載。血圧・体重・基礎体温・食事な ど様々なデータもまとめて管理でき、記録したデータを元に健康になるためのおすすめコンテンツを表示する、無料の健康ウェルネスアプリです。

 起動したら、モーションアクティビティへのアクセスを求められました!期待大!!


 iPad mini Retina を振ったり歩いたりしてみます。すると…!


 歩数がカウントされました!!ばんざーい!!
 精度はどんなものなのだろう? と、アプリを終了して家の中を一周してみます。
 再度、アプリを起動してみると


あれ?変わってない?
 色々と試してみましたが、バックグラウンドの状態でもカウントされません。
 アプリが画面に表示されている間のみ、振動をカウントしているようです。
 うーん。残念ながら歩数計としては使えませんので削除しました。

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 ▼Steppy
アプリの説明:
   新しいM7チップは何ができるかチェックしてください!
   - 先週からあなたのステップを追跡する
   - トラックのカロリー数と走行距離
   - あなたの運動とは異なるアクティビティタイプを追跡します
   - 他のユーザーが服用しているどのように多くの手順を参照してください!
   - 広告がないとしないアプリ内購入と無料アプリ
   *The M7 processor is only found on the iPhone 5S, Retina iPad Mini, and iPad Air


 このアプリの今までと違うところは、iPad 用アプリとしてリリースされている点です。
 実際に、インストールして起動してみると、アプリをインストールするより
 前からのデータの一覧が表示されました!!やった!!

 しかし残念ながら、日本語の訳が微妙なので良く解りません。


 「定常」は歩行の事かなあ?
 「自信:高」はデータの信頼度の事かなあ?

 でも確かにこの日は20時ぴったりまで仕事をしていて
 20時を少し過ぎた時間に車で帰宅しました。
 iPad mini Retina でも、モーション記録自体は取れているようです。

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2.今回の結論
 
 iPad mini Retina の M7コプロセッサも、iPhone 5S と同様に
 利用者の行動自体は、確かに記録していてくれているようです。
 しかし、今回は、そのデータを有効に使えるアプリは見付かりませんでした。

 デバイスが対応しているので、何れ有効活用をしたいところですが
 タブレットを常時持ち歩く層は、確実に iPhone を常時持ち歩く層よりも少ないので
 タブレットでこの分野が伸びるのは、中々難しいんだろうなと思います。

 おしまい。

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