Docomo のおかえり割で月額料金3円の回線を作ってみた

ついったーでちょこちょこ呟いていた iPhone からの脱却した記録です。
退屈なのでBlogにまとめておきます。

【背景

 Apple iPad mini with Retina display A1490 (SIMフリー版)
  + OCN モバイルONE を購入して
 iPhone5 を Smarket で売却した のだけども
 そうすると音声通話が出来る端末がなくなってしまう。

 

 音声通話に関してはFaceTimeやらLineで事足りてしまっているので
 着信履歴には、上司とか宅急便の人ぐらいしか履歴が残っていない。

 もう携帯電話とか要らない時代なのかなあ、と思って
 それとなく会社の上司に携帯電話を解約しても良いものか訪ねてみたが
 個人のものなので強制は出来ないが、家に電話もない、携帯電話もないのは
 万が一を考えると、社会人としてどうだろう・・・という意見。

 まあ自分も概ねは同意見なので、 何とかすることにした。

【対策】

 何とか運用費用を安く出来ないかと思って調査していたら
 Docomo のおかえり割という、基本使用料が0円になるキャンペーンを発見した。

 キャンペーン・イベント情報 : ドコモウェルカムキャンペーン | NTTドコモ - 
 https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/switch/index.html?icid=CRP_TOP_cp_mnp_switch_gakuwari#p02

 自分は、MNP で Docomo→Softbank→au と渡り歩いて来たので
 これを利用して、月額3円回線を作ることにした。

【手順】

 1.MNP するための準備をします。

  詳しくは各キャリアに確認。
  au / softbank は 157 に電話すれば何とかなるんでないかな。

  割賦が残っている場合は全額支払いが必要で、
  2年割りが適用されている&解約月以外の場合は
  違約金一万円前後が発生するので注意。

 2.ショップで Docomo でMNPで本体一括0円の機種を探します。

  「本体一括0円」です。
  月々割りで、本体割賦金が相殺された結果、月の支払い0円はダメです。
  月々割りはパケット定額サービスの契約が前提なので
  後々契約全てを解約した際に、本体支払いが圧し掛かってきます。

  また、この時、MNP なら ○○万円キャッシュバック!!となっている店でも
  本体一括0円の機種はキャッシュバック対象外だとか
  データプラン(パケホーダイ)の契約が必須だとか
  めんどくさいのが多いです。この辺は大都市だと状況は違うのかも。

  今回は2013年夏モデルの AQUOS PHONE ZETA SH-06E にしました。

 3.契約します。

  概要。箇条書きで失礼します。

  ・「タイプXi にねん」(基本契約)のみを契約します。

  ・ドコモへおかえり割 は「タイプXi にねん」(基本契約)のみで
    適用されるので、パケット定額サービスは契約しません。

  ・スマホは勝手にパケットが発生してくれて
    危なっかしいのでSPモードは契約しません。

  ・その他のオプションも一切契約しません。

  ・とにかく「タイプXi にねん」のみ契約する事を伝えます。
 
  ・ショップの指定で契約が必要な場合は
   その場は契約しておいて即解約します。

   Docomo の携帯電話から 151 に電話すれば即解約可能。
   Dビデオやら、月の途中の解約でも
   一月分の料金500円(お高い)がとられるので注意。

  ・万が一を考えて「SIM は絶対差し込んでくれるな」と伝えます。
   SIMの開通確認はショップの携帯電話で
   本体は初期動作の確認のために、店員さんに電源オンされますが
   SIMを抜いた状態で操作してもらいます。

  4.これで3円回線が出来ました。

  月額の計算式:
   (タイプXi にねん 780円) - (おかえり割 780円)
    + (ユニバーサル料 3円) + (オプション無し 0円)= 3円 / 月

  この状態で音声通話のみで、運用しても良いのだけど
  (SPモード未契約なので、パケットは発生しない(はずな)ので
   パケット定額サービス未契約でも、まあ安全といえば安全。)

  最近の機種とはいえ、やたらとプロセスの多くて
  バッテリー持ちが悪いのがスマートフォンの特徴なので
  やっぱり電源持ちが不安、というか、データ通信が出来ない
  スマホとか格好悪すぎるので、ここから更に一手間掛けました。
 
 5. FOMA のガラケー(白ROM)を用意します。

  何年か前は苦労したけど、今や白ROMがAMAZONで売ってます。
  良い時代になったものです。

  今回は docomo STYLE series SH-03E にしました。8000円ぐらいしたかな。
  自分は、AQUOS PHONE ZETA SH-06E を売却する事で相殺しました。



 6.ガラケーが届いたら。
  スマホのSIMをガラケーに差し込んで、通話が出来る事を確認して完了。
  タイプXi の基本契約でも、ガラケー(FOMA)で音声通話は出来ます。

  SIMもminiUIM (マイクロSIM) やら nanoUIM(ナノSIM)やら
  サイズがあるので、異なる場合は変換アダプターも別途用意します。



 その他.
  なお、最初の月はMNP転出料(今回はau)に2100円ぐらい
  事務手数料(今回はDocomo)で3200円ぐらい発生します。

  またこの運用だと携帯電話はインターネットが出来ないし
  メールアドレスももらえません。

  でもこれでネット用 iPad mini が 980 円 と、音声通話のガラケーが 3 円と
  月額合計 983 円で人並みのコミュニケーション環境が手に入りました。
  スマートフォンで月額6000円超(笑)とか、もうやってられません。

  なおガラケーは義理で残しただけなので、ほぼ持ち歩いてません。
  週一で充電するぐらいで、パソコンの横にずっと転がってます。

本体0円のスマホを探してて思ったけど、携帯ショップの数って
昔に比べて減った気がする。九州だからだろうか。


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